【FIP専門治療センター】 無料FIP治療薬プロジェクト / 本当にFIP治療は短期間で良いのか?

★ 猫のFIPでお腹が膨れたら、ウェットタイプだけではありません。
★ ミックスタイプもありますので、ご注意ください。
★ さらに、多くの情報は、診察しながらお伝えします。

 

参照サイト:

https://00m.in/iQvbx

 

## 最初に、FIPで悩まれている飼主様で、相談や治療をお望みの方や、FIP治験薬 無料治療相談は、

電 話: 046-274-7662(代表)

FIP専門治療センター 診療申込みサイト :
https://fah-takahashi.com/consultation/fip/#google-form

メール: photo.fahtakahashi@gmail.com に連絡をお願いします。

 

 

■■■ 最近、『 FIP(ネコ伝染性腹膜炎)の治療は、短くて良い 』と言っている動物病院から、セカンドオピニオン診療で当院に転院されてくる猫ちゃんが一定数以上います。

 

 

 

 

 

★ なぜ、転院して来られるかというと、『 猫ちゃんが治っていない 』状態で治療終了してしまう一般動物病院があるという事実です。

 

 

 

◆◆ 今年になって、ヨーロッパの研究論文でも『 治療は短くて良いのだ 』と発表しているモノがありました。 

 

 

 

◆ でも、この論文の内容は故意に『 新しい基準を作り出すために 』、都合の良いデータが得られるように猫ちゃんをグループ分けした研究なのではないかと思います。
この内容については、下で説明します。

 

■■ 最初に、実際に当院に『 上述の理由のセカンドオピニオン診療で来られた猫ちゃん 』は、まだまだ治っていない子が多いです。

 

 

■ 『 症状さえ良くなっていれば治った 』と判断している獣医師がまだまだ多い、という事実なのでしょう。

 

 

 

 

■■ 次に、ヨーロッパの研究論文ですが、84日治療群と42日治療群の差を見ている研究です。

 

 

 

■ この研究のFIP猫ちゃんの群分け(グループ分け)について目を向けてみますと、たまたまなのか故意なのか分かりませんが、胸水や腹水の『貯留液が多い』重症群が42日群に少ないのです。

 

 

 

 

■ すなわち、『 軽症のFIP猫ちゃんが短い42日治療群に多く振り分け 』られています。

 

 

 

 

■ 別の言い方をすると、『 重症のFIP猫ちゃんは、84日群にグループ分け 』して、重症は42日群にはあまり入れていない、という事実です。

 

 

 

 

 

★ こういう論文は、一般獣医師が間違って理解しやすい内容なので、困りますよね。

 

 

 

■ 本日言いたい事は、1本だけの研究論文発表で惑わされない、必ず2本以上の同様の結論が出ている追試研究論文の発表を待つ。

 

 

 

■ よくよく読まないと、研究論文の高低のレベル差は分かりませんからね。

 

 

★ これは、長年にわたって研究論文を読んでいると分かってくるものでもないな、と思います。

 

 

 

 

◆◆ 実は、論文査読の原理原則のポイントがあるのです。

 

 

 

■ 今回の研究論文は、学会誌が今年の6月16日に受付けて、翌月7月16日に発刊されているので、短期間で審査をする優秀な査読者、あるいは査読システムだと思います。

 

 

 

■ ちなみに、今回の発表論文名を紹介しておきますが、私は『 この論文を批判しているのではなく 』、上述したように『 必ず2本以上の同様の結論が出ている研究を待って、それを読みこんで研究のレベルが高ければ、新しい知見や新しい論理 』と理解したいと思っています。

 

 

 

 

### 誤解の無いようにお願いします。

 

Anna-M. Zuzzi-Krebitz, Katharina Buchta, et al. 著

Short Treatment of 42 Days with Oral GS-441524 Results in Equal Efficacy as the Recommended 84-Day Treatment in Cats Suffering from Feline Infectious Peritonitis with Effusion—A Prospective Randomized Controlled Study.

Viruses 16.7 (2024): 1144.

https://www.mdpi.com/1999-4915/16/7/1144

 

 

 

■■ また、複数の種類のFIP治療薬が2019年以降に世に出て来ていますが、いずれにしても高額治療になります。

 

 

■ 当院では、2020年から治験薬研究として、『 無料でFIP治療薬を提供して、一匹でも多くのFIP猫ちゃんに幸せになっていただきたい 』という目的で、検査費用だけでFIP治療を行なうプロジェクトを行なっています。

 

 

 

■ 高額のFIP治療薬よりは、結果が一部不安定な治験薬ですが、『 当院の社会貢献活動の一つ 』としてお手伝いをさせていただいております。

 

 

 

※ ただし、重症の時は、一時的に効果が高い(費用もかかる)治療薬を選択させていただく事もあります。 猫ちゃんの命優先で『 幸せ作りプロジェクト 』をさせていただいております。

 

 

 

ご理解の程をお願い致します。

 

 

 

湘北どうぶつ次世代医療センター
FIP専門治療センター
電話: 046-274-7662(代表)

 

 

診察申込みサイト

https://fah-takahashi.com/consultation/fip/#google-form

Page Top